クルーズ旅行って流行ってる?

つい先日、某旅行サイトを眺めていて、ある種の旅行商品が増えたことに気づいた。「クルーズ」である。ココアが最近クルーズ旅行のサイトを見すぎているから、広告に追跡されているだけ?いやいや、そんなことはない。その旅行サイトをさらに深く調べてみたけれど、クルーズ旅行の商品数自体が増えていて、追跡されているかどうかとは関係がなさそう。

特集ページにも、アジア、北米、ヨーロッパ、ビーチリゾートと並列で「クルーズ」と表記されている。そういえば最近、クルーズ特集のような雑誌も見かけた。流行っているのかしら?広告追跡の機能って時々ありがたいこともあるけれど、自分が興味あるから表示されているのか、流行りなのかが分かりづらい。

カジュアルクルーズを体験したら、動くエンターテイメントだった

クルーズ旅行が流行っているかどうかは別として、2016年の冬、ココアもカリブ海でクルーズデビューした。ココアが乗船したのは、カジュアル船で有名なカーニバル社の大型船。このクルーズというシロモノ、初めて参加してみて驚いた。日本でクルーズといえば、タイタニック並みのラグジュアリー船か、雑魚寝方式のフェリーというイメージがあるけれど、ココアが体験したクルーズは「動くエンターテイメント」だった。ラスベガスのホテルのひとつが、丸ごと海に浮いているようなイメージである。

驚いたのは内容だけではない。上から2番目のランクの、上層階バルコニー付きのお部屋5泊6日で、お値段1人約60,000円。オフシーズンだったことや、為替、予約した時期、予約人数なんかも影響しているかもしれない。それにしても、船での移動 + ホテルのようなお部屋 + 専用バルコニー + いつでも食べ放題のビュッフェ + 1日1回のディナー + ジャグジーやサウナ、プール、ジム、スポーツエリア + 音楽やショー、ダンスレッスンなどの無料で参加できるアクティビティが全て含まれて60,000円は破格である。

ココアはこの他に、アルコールや、オフショアのショートトリップ、有料のイベントに参加したので、実際にはもう少しかかっているけどね。

ちなみに、これだけ乗船費用が安くて、クオリティは最悪なのでは?と思うかもしれないが、意外とそうでもない。もちろん高級ホテルクラスではないが、庶民が楽しむ分には十分。少なくとも、お部屋は広め&キレイなビジネスホテルくらい。東京なら1泊1万5千円レベルの所感。豪華ではないけれど、それなりに清潔で、ビジネスホテルよりは広い。

お食事は、ビュッフェならカフェテリアやフードコートのような感じ、ディナーのコース料理は、超カジュアルなレストランくらいのイメージ。他のアクティビティ類も同じような感じ。安かろう悪かろうではなく、庶民的には十分なレベル。お値段を考えると、すごくコスパが良いのでココア的には気に入った。

クルーズで楽しむ怠惰な生活

起きてデッキに出れば、一面綺麗な海。船自体が常に移動しているので、気候は場所によって様々。ひたすらお部屋でダラダラしたり、テラスでぼーっとしたり。ジャグジーにつかっておしゃべりしたり(英語力が足りない!)、ひたすらビーチチェアでお昼寝したり、お腹が空けばいつでも軽食やドリンクがある。プールもあるし、球技ができる場所や、パターゴルフ場、ウォーキングコースもある。カフェテリアで創作したり、サウナでまどろんだり。またビーチチェアに戻って、本を読んでは、デッキでうだうだしたり。そんな怠惰な生活がし放題。

他にも、船内のカジノで小銭を儲けたり(ギャンブルはしない派だけど、ゲーセン程度の感じで遊ぶのは好き)、船内のあらゆるところでイベントもあるし、ショーなどのエンターテイメントもあるし、夜はバーもある。寄港する時に下船して、ちょっとだけ違う国を味わうこともできる。もう、至れり尽くせり!そんな旅が出来るのが、クルーズだ。人気があるのも頷ける。

一週間のクルーズ旅行はあっという間!とっても楽しかった!今回はアメリカ発のカリブ海クルーズだったけれど、日本から出ているクルーズ旅行もあるみたいなので、少し調べてみようかな。