たくさんのお店が並ぶ小道に、提灯。レトロな街並み。映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われる場所、九份に行ってきた。
こんな感じの路地が、結構長く続いている。日本人にとって、どこか懐かしさを覚える風景だなーと思ったら、日本統治時代に発展したからだとか。(Wikipedia情報)
九份は台湾の北東側、山の上に位置しており、海を見下ろすような景色も楽しめる。地平線にうっすらと見える島は、石垣島・・・?と思ったけど、地図を調べると、石垣島は九份の東側に位置していたので、この写真の島ではないかもしれない。
台北から九份に向かうと、いったん、有名な路地の手前に到着し、この写真のあたりから路地に入って行く。車が通れないほどの道幅で、車両は進入禁止なのかと思いきや、余裕でバイクが通っていたΣ(‘◇’*)エェッ!?
両脇にはギッシリと、たくさんの小さなお店が並んでいる。写真はくつ屋さん。
意外と階段が多く、ビジュアル的にはほっこりするけれども、実際は少し歩きにくい。まわりの木々も冬なので寂しい感じだけど、春なら葉っぱやお花が咲いて綺麗だろうなあ。
あと、さすが、みんな商売上手。顔なしグッズがたくさん売られていた。
こちらにも。
こちらにも。
お昼に近づくにつれ、人が増えて来たので早めに退散。
本当は子連れ予定だったが、どうやら山道がダメだったみたい。男児含め一部の連れは途中で引き返したので、今回は大人2人で散策した。しかしそれは正解。あまりの激混みに子供は来なくて心から良かったと思った。
午前中ノスタルジックだった路地は、帰りにはピーク時の田園都市線か埼京線レベルの混みっぷりに。もみくちゃにされながら必死で歩いた(’A`|||)
知り合いの台湾人からは、「九份はすごい人だからあまりオススメしない」と言われていたが、本当にそのとおり。一度は来てみたかったので、満足だったけれど・・・午前中、早めに来て早めに退散は大正解だった。
街並みは本当に素敵で感激だったけれど、ゆっくりしたい人には向かないかもしれない。