台北市内から近いようで、若干、行きにくい九份。

ガイドブックでもいろいろな行き方が書かれていて、どの交通手段で行くか迷う。直通バス、もしくは電車+バス、電車+タクシー、タクシー、、、一見、直通バスが安くて便利そうに見える。

どれを選んでいいかわからなーい!!(ノ`Д´)ノ

ということで、台湾リピーターの知り合いに聞いたところ、「九份ならタクシーだよ」と意外な答えが。今回の旅は子連れ(結局大人だけになったが)だし、タクシーで行くことにした。

ちなみに、こちらの写真は九份のタクシー乗降場。ここから歩いて1−2分ほどの場所に、路地街の入り口がある。九份自体が有名な観光地なので、特にこちらから何か指定をしなくても、ちょうどいい感じのところに止めてくれた。

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さて、何故こんなことを書いているかというと、このタクシーという選択が、大・正・解だったからだ。

それを実感したのが、実際に九份に行ってみて、バスの混み具合を目撃した瞬間。

もうね、バス停は、気が遠くなりそうなほどの、長っっっっっ蛇の列だったの(; ̄Д ̄)

これ、何台待てば乗れるの?!?!ってくらいの。で、案の定、ピーク時の田園都市線&埼京線並みのギュウギュウ感で、台北行きの直通バスは発車していったのだけど、、、直通バスって台北市内から70-80分かかるよね?途中で降りる人が多いとかなのかしら?しかも、ピークタイムではなく、午前中〜お昼前後の話である。

その後も、ギュウギュウのバスが何台も発車していき、心からバスという選択をしなくて良かったと思った。

ちなみにタクシーは、行きが約35分、帰りが約40分。現地ホテルスタッフさんの情報では、40分くらいが平均で、混んでいても1時間くらいとのこと。料金も1時間あたりの相場は800台湾ドルだそうで、2017年冬現在のレートだと、ザックリ計算で3,000円しないくらい。実際の請求も相場とほぼ同等だった。

他にも、電車+バスなどいろいろなルートがあるみたいだけど、タクシーよりは時間がかかるので、、、金額や時間、苦労する度合いの差を考えると、少なくともココアはタクシーがベストチョイスだと感じた。

まあ、1人旅だったり、渋滞に捕まったりすると、それなりに高くつきそうなので、学生や一緒に行く人の価値観や状況次第では、なんとも言えないけれど。。。

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余談だが、今回はたまたま親日なタクシー運転手さんで、息子が日本語を話せると自慢してくたり、日本人ということでいろいろ親切にしてくれたりした。ちょっと嬉しい気分♪

タクシーの中でも、大量のピーナッツをくれた。

ありがたいけど、皮剥いたりすると結構ボロボロするんだけど、タクシーの中で食べてもいいの?てか、中の皮が黒いけど大丈夫?!自然のものだし、さすがに毒物は入ってないと思うけど。。。

なんて考えたりしていたけれど、運転手さんも信号待ちなどでムシャムシャと食べていた(@_@;

運転手さんがくれた、中の皮が黒いピーナッツは、どうやら台湾名物らしいということが後で分かった。九份の路地街にも、同じピーナッツ(ブランドも一緒)が売られていたのだ。

なんだか、ほっこりするタクシー旅だった。