ようやく行けた、マドモワゼル プリヴェ展。
SNSで多方面から写真が回ってきて、気になっていたの。

撮影は自由だし、みんなSNSにアップしまくりだったので、展示の内容はでだいたい知っていたけれど、やっぱり実物を見たいじゃない?

ということで、品川からお散歩しつつ天王洲アイルへ。

それにしても、天王洲アイルってどんどんおしゃれになっていくね!ウン年前にお仕事の関係で通っていた時は、もっと無機質なエリアという印象だったけど、カフェや美術館が増えて、ちょっとしたアーティスト・タウンになりつつある気がする。

さて、予約時間になったら列に並び、オーディオガイドを兼ねた専用アプリを設定しながら順番を待つ。

と、ここでプチ・トラブル。

アプリをインストールするところまではできたのだけど、他のアプリとの関係でオーディオガイドが聞けず。。。スタッフさんに相談したところ、会場の端末を貸していただけた。他にもアプリ未対応機種や、ガラケー所有の方など、全体の1割弱くらいの方が貸出用端末を使っていた。

並び始めてから、10-15分ほどで入場。

会場の中に入ると、大きな階段が目に入る。特定の角度から見ると、パリのカンボン通り31番地にあるアパルトマンの階段をイメージしたトリックアートになるらしい。。。

残念ながらココアの訪れた時間帯は混雑が激しくて、正直よく分からなかったけれど、後々にパンフレットを見たらココ・シャネルの映画にも出てきた、あの素敵な階段が浮かび上がる仕組みのようだった。

さて、順路は2階から。階段を上がり、アプリの誘導に従って順路を進む。

展示はココ・シャネルが愛した5色、ホワイト、ベージュ、ブラック、レッド、ゴールドの5つのゾーンに分かれている。

ミラーホワイト

まずはホワイトのゾーン。早速美しいオートクチュールのドレスが目に入る。写真はたくさん出回っているので、全てをアップすることはしないけれど、だいたいこんな感じのイメージ。

ココア的には、写真では伝わらない、この繊細な刺繍を近くで見ることができて、テンション上がりまくり。

刺繍の細かさはもちろん、角度によって変わる輝き方や本来の美しさも、実物じゃないと絶対に分からない。

ベージュ

次に、ベージュのゾーン。一般的には地味とされる色ながらも、おしゃれに見えるから不思議。

オーディオガイドや、アプリを使った360度の空間イメージも一緒に堪能することができる。

ブラック

階段を降りて、ブラックのゾーン。

ココアが一番好きだったエリア。ブラックのドレスって今でこそエレガントなイメージがあるけれど、マドモワゼルが生きた時代は「通常は、ドレスに使わない色だった」とのこと。

ブラックのドレスは、ココ・シャネルによって、エレガントなイメージに創り上げられたのだとか。

展示されていたドレスの中で、ココアが一番好きだったドレスも、このブラックのゾーンにあった。それがこちらの、男性的なドレス。黒のタキシードを思わせながら(男性的な部分?)も、シルエットは女性的で素敵(*´Д`*)

ただ、高身長じゃないとサマにならない気がするので、ココア向きではなさそうだけどw

ちなみに、各部屋に展示されているジュエリーも、ブラックのお部屋のものが一番ココア好みだった。

レッド

次は、レッド。

レッドのドレスは華やかなイメージがありつつも、意外と強烈過ぎずエレガントなドレスが多かった。

中でも、ココアが一番好きだったのは、こちらのドレス。よく見ると気の遠くなりそうなほどの細かな刺繍が施されている。写真だとプリント柄に見えないこともないけれど、実物の輝きと立体感がとても素敵だった。

バロックゴールド

最後は、ゴールド。ゴールドも決してギラギラした感じではなく、エレガントに仕立て上げられている。

写真はビザンチン帝国の長衣からインスパイアされたものとのことで、繊細なシースルーのガウン。とても美しかった。

出口

5つのゾーンが終わり、出口にも映像やスケッチなどの様々な展示があった。

入口から出口まで、約1時間ほど。会場は小さかったけれど、オーディオガイドやアプリの補助映像などもあったので、たっぷりと楽しむことができた。できれば、もう少し空いてると嬉しいけど。。。w

帰り際に、お土産をいただいた。パンフレット2冊と、キャンバス地のポーチ。展示が良かったのはもちろんのこと、お土産もオシャレで、展示会に行っただけで素敵な自分になれたような気分だった.。゚+.(・∀・)゚+.゚(←気のせい?w)

ちなみに、展示会に訪れるお客さんのファッションも本当に素敵で。。。(´∀`*)

ココア自身は、ここ数年は特に、シンプル・カジュアル・ミニマム路線のファッションなので、決してハイ・レベルおしゃれさんではないのだけど、おしゃれさんを見るのは大好き♪

普段街で見かけるよりもさらに、ファッションセンスの高い方々が集まっていて、お客さんを見ているのもなかなか楽しかった。