オフィス街にある、ミシュラン二ツ星のモダン・フレンチ
最寄駅は六本木一丁目。六本木通りと、麻布通りがちょうど交差する地点。大きな2つの道の中洲のような場所にある、六本木ティーキューブというビルの一階に入っている。
入り口は、さりげなくお店の名前が書かれているだけという、なんともおしゃれな感じ♪
しかし、このティーキューブに行くのが若干難解で。。。( ̄▽ ̄;)
六本木はわりとよく行くエリアにも関わらず、見事に行き方が分からなかった。方向感覚に自信がない方は、あらかじめ行き方を調べておいた方がいいかもしれない。
アミューズと前菜 〜 名物料理「牡蠣の冷製」
お食事はコースのみで、「誘惑」「旅」「発見」など、素敵な名前がついている。
ドリンクは、ワインペアリングも魅力的だけど、ノンアルコールの場合でも、洗練されたリストの中から選ぶことができるのが嬉しい。
この日は、中井メルローという、赤ワインで乾杯。その後はノンアルコール。中井メルロー(2012年)は、ほんのり甘みがあって、とても好みだった。
さて、お食事は、まずはアミューズ。
奥から時計回りに、グルテンフリーのチップス、チーズのパンに黒豆ペーストと生ハム、キタアカリのペーストのカナッペ。
どれも美味しいのだけど、キタアカリのペーストのカナッペはかなり好みのお味(´∀`*)
ちなみに今回は、2019年に何度か訪れたうち、良かったものを中心にご紹介する。そのため、前菜は1回目に訪れた時のもの、お肉料理は2回目に訪れた時のもの。。。など、ごちゃ混ぜになっているのでご了承を。(こちらのレストランは、メニューが大きくは変わらないので、だいたいのイメージは伝わると思う)
次は、前菜1品目。
左はキャロットラペ、右は宮崎県産の鳥を低温調理したもの。
キャロットラペは、ラズベリーのパウダーがまぶしてあって、不思議な組み合わせだけど、よく合う。鳥のお料理は、二日間海水に漬け込んでいるとのことで、程よく優しいお味。
人間の口にフィットするように設計して作られた、デンマークのブランド(何だっけな?)のスプーンでいただいたのだけど。。。確かに、口当たりが良かった。デザインもシンプルだし、欲しいかも。
前菜2品目は、一口大根のニョッキ。
こちらは、何度か訪れたうちの出現率が高かったお料理。
モチモチっとしているけれど、アッサリとしていて美味しい(´∀`*)
パンは全粒粉のパン。ホカホカの状態で提供される。
こちらも、シンプルだけど美味しく、オリーブオイルとよく合う(´∀`*)
それから、スペシャリテ。名物の牡蠣の冷製。
ココアは貝類NG(名物なのに。。。><)なので、写真は連れのもの。岩手県産や北海道産など、日によって微妙に産地が異なるみたい。
柑橘系のジュレと一緒にいただくらしいのだけど、連れ曰く、この牡蠣のために、こちらのレストランを訪れると言っても過言ではないほど美味しいらしい。
他にも、こちらのレストランが大好きという方は、大抵、牡蠣が特に美味しいというお話をしているので、貝類が食べられる方はぜひ、ココアの分まで楽しんでいただきたい。
メインの、お魚料理とお肉料理
メインはどのコースを選択しても、お魚とお肉がある。
まずは、お魚料理。この日は、真魚鰹(マナガツオ)。
粗塩にブロッコリーのソースでいただく。ゴロゴロとした粗塩の舌触りと、塩加減がとても好みだった。
次に、お肉料理。この日は、カモのロースト。
ココアの訪れる日は、カモ率がとても高い気がする。芽キャベツや大根、加賀産のマコモダケというキノコ類と一緒にいただく。ソースはほのかにトリュフの香りがした。
食後に、デザートと小菓子
食後は、デザート。コースによって品数が変わる。
この日は1品。レアチーズケーキがモチーフのムースとシャーベット。
左がムースで、右がシャーベット。同じ素材から作られているらしく、食感の違いを楽しむのだとか。添えられているアメリカンチェリーとクランブルが、アクセントになっていて美味しかった(´∀`*)
デザートの後の、ティータイム。ココアはハーブティーをチョイス。
なんと、フレッシュミントとレモングラスのお茶だった。生ハーブのお茶って、なかなか出てこないよね。。。香りが良くて、かなり好みのお味(´∀`*)
有田焼のカップでいただくのも、なんだかおしゃれよね。
小菓子は、チョコのサブレでサンドした、チョコレート。
これもまた、めちゃくちゃ美味しかった(´∀`*)
最後は、これまた名物のペカンナッツ。
チョコとペカンナッツの相性が抜群(*´Д`*) ピーナッツバージョンも一緒に出てきたことがあって、それも美味しかった。
ペカンナッツはお土産として購入も可能。気に入りすぎて、毎回購入している(*´Д`*)
ちょっとした手土産にもオススメ♪
他の日のメニュー
ちなみに、こんなメニューもあった。
チョコレートケーキをイメージしたデザート。チョコのジェラートとクランブル、チェリー、ラスク、それからカカオドリンクと一緒にいただく。
お味ももちろん美味しいけれど、ここでしか味わえないクリエイティブなスイーツというのが良かった。
感想
全体的な感想としては、変化球系のクリエイティブなお料理が楽しめるレストランだと思う。お味も良いし、上品さがありつつもアットホームな雰囲気も好きだし、満足度も高くて、一時期とてもハマったレストランである(´∀`*)
ただ、一点だけ、あえてマイナスポイントを言うならば、リピートした時に、メニューが大きく変わらないことかなあ。連れが牡蠣の冷製を好きなように、絶対食べたいお気に入りのメニューがあれば、逆にプラスポイントでもあるのだけど。。。という感じ。
2020年はまだ一度も行っていないので、久々だったらまた違うのかも。ということで、また行きたい☆