チケットの購入
ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)には5つの見学施設、[1]大聖堂拝観、[2]屋上、[3]考古学エリア、[4]ドゥオーモ博物館、[5]サン・ゴッタルド教会があり、フィレンツェのドゥオーモとは違ってチケットが何種類か存在する。
まず、全ての施設に入場できるドゥオーモパスがある。そして、各施設の単体チケットと、ファーストトラックチケット(ディズニーランドのファストパスのような感じ?)が存在する。さらに、屋上が含まれるチケットの場合は、屋上へのアクセス方法を階段とエレベーターから選択することができる。
ココアたちは大聖堂拝観と屋上のチケットが欲しかったのだけど、その場合は、単体の組み合わせと、ドゥオーモパスが同じ値段だったので、ドゥオーモパスを購入した。ちなみに、ドゥオーモパスの場合、階段が13ユーロ、エレベーターが17ユーロ。すでにフィレンツェやピサでも、散々階段歩きをしたので、今回はエレベーターをチョイス。
チケットと一緒に、近くのショップで引換えられるボトルウォーターの無料券をいただいた。
ちなみにチケットは、大聖堂脇のチケットセンターで購入する。ここはお土産屋さんも兼ねていて、教会のショップというよりは、ミュージアムショップのようなお洒落なラインナップだった。
また、チケットを購入するカウンターは、ハイシーズンだと相当混雑するのかな?銀行の窓口待ちのように、番号札を取って、呼ばれるのを待つシステムだったけど、ココアが訪れた時は、さほど並んでおらず、チケットはすぐに購入することができた。
補足情報として、大聖堂拝観は他の宗教施設と同様、適切な服装が求められる。具体的には、肌を露出する様な格好は特に注意が必要なのだけど、羽織るものを2.5ユーロで販売していたので、きちんと準備をしていなくても、安心である。
他にも、日本語のオーディオガイド(用の、スマホに接続するヘッドフォン?)は、6ユーロで借りることができるようだった。
エレベーターで屋上へ
さて、いよいよエレベーターで大聖堂の屋上へ。一番高い場所に位置する、マドンナを見上げて、ワクワク。
エレベーターはサムスン製らしい。徒歩とエレベーターは、徒歩の方が人気だったけど、どちらもわりと空いていた。
荷物検査を終えて、エレベーターに乗り込む。
すぐに到着。写真は、エレベーターを降りたところ。さすがにバリアフリーではなく、エレベーターを降りてからも、少し階段を上り下りする感じだった。
こんなに屋上が美しいなんて。。。(*´Д`*)
屋上は、なんと言っても美しいのひとことである。
こういう高いところに上る系は、たいてい、建物からの景色が美しいのだけど。。。このミラノ大聖堂は、建物そのものが美しい。もちろん、建物からの景色も美しいけど、それ以上に建物が美しい(*´Д`*)
屋上は歩けるところが多く、複雑な造りになっているので、ちょっとした迷路のようになっている。あまりフラットな感じではないので、スニーカーの方が良かったかな?低めの太ヒールで、ギリギリセーフな感じ。
聖人像の乗った尖塔は全部で135本らしい。
他にも小さな尖塔、というかトゲトゲ?みたいなのが無数に空に向かってのびている。
大聖堂からは、伝統的な建物と、現代アート的な建物がミックスされた街並みがうかがえる。前の記事でも何度か書いたけど、これは訪れるまでのミラノのイメージと異なる部分(もっとヨーロッパ調の街並みだと想像していた)だった。
聖人像には、よく見るとコードのようなものが取り付けられていて、これは何だろう?避雷針?調べてもよく分からなかった。
マドンナ(黄金の聖母マリア像)
さて、少しウロウロしたところで、恐らくメインと思われるエリアに到着。観光客、特に我々のお隣の国から来たと思われる方々がたくさんいて、思い思いに記念写真を撮っていた。
反対側を向くと、有名なマドンナ(黄金の聖母マリア像)が見える。
公式サイトにこのマドンナのメンテナンスの様子が載っていたのだけど、小さそうに見えて、実は人よりも大きいみたい。
大聖堂から、大聖堂前の広場を眺めた様子。絶景とまでは言わないけど。。。なんだかとっても、気持ちいいね!(*´∇`*)