まさかのアップグレード

いよいよ帰国。何度も後ろ髪を引かれながら、飛行機に搭乗する。

しかし、搭乗券のバーコードをかざして、飛行機に乗り込もうとした瞬間、「ピコン」と、他の方と違った音が鳴り、空港スタッフの方に呼び止められた。

まさかのチケット不備??それとも、荷物か何かで引っかかったのかしら??と、ドキドキしながらスタッフさんの言葉を待っていると。。。

「おめでとー! ビジネスクラスにアップグレードされたよ!」

と、スタッフさんからビジネスクラスの座席番号が書かれた紙を渡された。

えー!!!こんなタイミングでー?!?!.。゚+.(・∀・)゚+.゚

実はココアは、これまでにもわりと無料アップグレードを経験した方だと思っているが(本当はアップグレードでなく、毎回ビジネスクラスに乗れるようになりたいw)、今回に関しては、ビジネスクラスに搭乗できるなんて、夢にも思っていなかった。特に、過去にアップグレードされた時は、漏れなくチェックイン時だったので、チェックインした際にアップグレードがなかった時点で、アップグレードはないものだと思っていたのだけど。。。今回は搭乗時にアップグレードされたので、尚のことサプライズだった。スイス航空ありがとう!!!(*≧∀≦*)

機体は古めだけど、シートは快適

ということで、早速アサインされたビジネスクラスの座席へ。

搭乗してすぐにシャンパンなんぞを飲むタイプではないのだけど、テンションが上がっていたので、離陸前のドリンクとしていただく。

シートはこんな感じで、少し古めのタイプ。JALのビジネスクラス(その1その2)のようなプライバシー感は全くないのだけど。。。今回はアップグレードしていただいた身、何も文句は言いません!!

シートのボタンはこんな感じで可動域も広く、JALと同じようにマッサージもついている。

モニターは、エコノミークラスよりは大きいけれど、他の新しい機体に比べると小さめ。

チラリと見えているココアのブーツが、とっても汚くて恥ずかしい。。。。・゚・(ノД`)

そうそう、汚いブーツと言えば、ビジネスクラスに相応しいエレガントな格好で飛行機に乗りましょうといった、アップグレードのTIPSを何度か巷で聞いたことがあるけれど、ココアはアップグレードと服装は全く関係ないと思っている。なぜなら、ココアがこれまでにアップグレードされた時の格好が、今回も含めて、ほとんど(どちらかといえばボロめの)バックパッカースタイルだったから( ̄▽ ̄;) 

あとは、自動チェックイン機でチェックインをしたら、勝手にアップグレードされていたりとか、今回のように搭乗券のバーコードをかざしたらアップグレードされていたりとか、詳しいロジックは判らないけれど、わりとシステマチックに決まっているのだと思う。(※あくまでも個人の感想です。航空会社によっても異なるかもしれません。)

お食事が美味しかった(´∀`*)

さて、離陸後のお食事タイム。

まずはリフレッシュメントに、ナッツとオレンジジュースをいただく。

ファーストミールの夕食は、コースになっていて、まずは前菜。鶏肉、お魚、サラダ(ベジタリアンメニュー)の、3種類の中から選ぶことができた。ココアはお魚をチョイス。

「ヒラマサ、海藻とラディッシュのサラダと共に、ワカモレ、カラマンシーと醤油のヴィネグレット添え」らしい。ビジネスクラスのお食事と言えど、そこまで期待はしていなかったのだけど。。。

何これうま。。。(*´Д`*)

プレッツェル風のパンも美味しすぎて。。。(*´Д`*)

まさかアップグレードされるなんて思っていなかったから、ラウンジでそれなりに食べてきてしまったことを後悔。ラウンジのお食事も美味しかったんだけどさ。クオリティが全然違。。。

それから、メイン。牛ステーキ、ビーフパテ、お魚、ニョッキ(ベジタリアンメニュー)の4種類の中から選ぶことができ、ココアは牛ステーキをチョイス。

「仔牛の鞍下肉、玉ねぎのプレゼソース仕立て、マスカルポーネのポレンタ、ブロッコリーニ、パールオニオン添え」らしい。見渡す限り、ほとんどの方がこのメニューをチョイスしていた。

マスカルポーネのポレンタが激うま。。。(´∀`*)

これは美味しかったけど、量が多くて半分くらいしか食べられなかった。デザートもあるしね。

メインの後は、ポートワインとスイスチーズ。ポートワインの甘さと、ほんのり塩味のチーズがよく合う。。。(*´Д`*)

デザートは、チョコレートムースかチョコレートの2種類から選ぶ。

ココアはチョコレートムースをチョイス。「フェルクリンのチョコレートムース、パッションフルーツとトンカビーンズ添え」らしい。フェルクリンは、スイスの最高級チョコレートブランドとのこと。

濃厚なチョコレートムースと、パッションフルーツの酸味がいい感じにマッチしていた。

ちなみに、何年か前にも同じ便(スイス航空のチューリッヒ〜成田)のエコノミークラスに搭乗したことがあるのだけど、エコノミークラスの機内食(ココアは、ラザニアをチョイス)も、とっても美味しかった。

着陸前の朝食

朝に到着するフライトだったので、着陸前のお食事は朝食。

前述のJALもそうだったけど、搭乗時に配られたチェックシートに、欲しいものをチェックするスタイルだった。

夕食がとっても美味しかったので、いろいろ食べたい気持ちはあったのだけど。。。まだ胃の中に結構残っていて、あまり入る余裕がなく。。。泣く泣くフルーツとクロワッサン、コーヒーのみをいただいた。もっと食べたかったなあ。。。ちなみに、クロワッサンはとっても美味しかった。

アメニティ

最後に、アメニティ。

こんな感じの使いやすそうなポーチに、

靴下、アイマスク、リップクリーム、歯ブラシセット、耳栓が入っていた。

お手洗いにも、ハンドクリームや未開封のフェイシャルクリームが置いてあった。

ハードは古めだけど、ソフトは素晴らしい

このスイス航空については、過去にエコノミークラスに搭乗した時も、ビジネスクラスに搭乗した今回も、全く同じ感想を持った。それは、「ハードはちょっと古めだけど、ソフトは素晴らしい。」ということ。つまり、シートなどは少し古いタイプだけど、お食事やサービスが素晴らしかったのだ。

とは言え、シートは古くてもよくお手入れされていて綺麗だし、不快さは全く感じない。ココア的には、どちらかと言えば、飛行機はハードを重視したい派だけど、ソフト面があまりにも良くて、これはこれで楽しい空の旅だった。

ということで、スイス航空のビジネスクラス、とっても良かったです♪