「最後の晩餐」と共に世界遺産に登録されている教会

サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会は、前回の記事で綴ったレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があまりにも有名だけど、実はこの教会自体もとても素敵なのである。

「最後の晩餐」と共に、世界遺産にも登録されている。

教会の外観はこんな感じで、大きなクーポラが特徴的。全体的に、ロンバルディア地方の郷土色が強く影響しているらしい。

建築様式は、主にゴシックとルネサンスの複合様式。

文献によって、ゴシック様式が強調されていたり、ルネサンス様式が強調されていたりと、説明がバラバラなので、イタリア政府の観光サイトから引用すると。。。「ゴシック的なファサードを持つ教会は15世紀に増築され、建築家ブラマンテにより美しいルネッサンス的空間も加えられた見事な複合建築です」らしい。ルネサンスの建築家ドナト・ブラマンテが携わる以前はゴシックが中心、そこからルネサンスの要素が加わったということなのかな。

ちなみに、「最後の晩餐」は要予約でチケットはなかなか取れないけど、教会自体は、無料で自由に拝観できる。

暖かいレンガ色のファサードも、味があってなかなか好き(´∀`*)

教会は15世紀に完成。第二次世界大戦では空襲を受け、戦後に、徹底的に修復されたらしい。

内観は、白く明るい印象。

ゴシック様式的なアーチ型の天井が美しい(´∀`*) 他の教会と同じように、両脇には像や美術品などが展示されている。

内観も、外観とは違った雰囲気だけど、やはり味のある印象。

イエス・キリストを抱いたマリア様。歴史的に有名な像とかではなさそう?な感じはするけど、優しくて心温まる雰囲気で好き(´∀`*)

祭壇はシンプルな感じ。

祈りのためのエリア。メインの窓群は、ステンドグラスをほぼ見かけなかったけど、こちらにモダンな感じのステンドグラスがあった。何気に好きなデザイン♪

google翻訳とかで訳したような日本語がちょっぴり残念だけど。。。(^^;

聖水もおしゃれ。

ミラノ大聖堂のように、豪華で洗練された感じとは違い、小さいながらも歴史を感じる素敵な教会だった。