函館でやってみたかったことといえば、ココアの場合、(1)ラッキーピエロでハンバーガーを食べる、(2)函館山から夜景を眺める、(3)五稜郭公園をお散歩する、である。

このうち、今回は(3)の五稜郭のお散歩日記を綴りたい。

ちなみに、(1)のラッピは先日綴ったとおり達成、(2)の夜景は夜の悪天候のため中止となった。

まずは、五稜郭タワーへ

路面電車の五稜郭公園前駅から五稜郭タワーへは、徒歩約10分ほど。杉並町駅からもだいたい同じくらいの距離で、道は五稜郭公園前駅からの方が分かりやすい。ただ、杉並町駅の方が混雑していなかったので、ココアたちは行きは五稜郭公園駅を、帰りは杉並町駅を利用した。

五稜郭公園駅からは、タワーを目指して歩けば良いので、方向音痴にもありがたい。

タワー手前には、ラッキーピエロの五稜郭公園前店もあった。

さて、タワー入り口に到着。チケットを購入後、荷物を持っていたので、1階のコインロッカーに預けて展望台へ。

展望台には、土方歳三の像が待ち受けていた。

早速、五稜郭を眺める。本当に星形をしている〜.。゚+.(・∀・)゚+.゚

しかし、大きすぎて、写真には収まらないね( ̄▽ ̄;)

それにしても、タワーを建設した人、素晴らしい!五稜郭公園を歩くだけだと、どんな形をしているのか分かりづらく、写真などで見るあの五稜郭を実感しづらいけれど、展望台からなら、城郭の美しさをしっかりと目に焼き付けることができる。

展望台は360度景色を眺められるようになっていて、五稜郭以外にも函館の街並みを一望できる。

また、展望台には、様々な展示が行われており、幕末〜文明開化の頃の様子が展示されていたり、外国の星形城郭の紹介がされていたりした。オランダにもたくさん星形城郭があるのね〜。

ちなみに日本には、函館の他に長崎にも星形城郭があるらしい。気になったので、旅行ができるようになったら、訪れてみたいと思う。

展望台を降りると、大きな大砲が待ち受けていた。お土産なども充実していたので、帰りにいくつか購入した。

五稜郭公園内をのんびりとお散歩♪

五稜郭タワーの後は、五稜郭公園内を散策。

かつて箱館戦争の舞台となったのが嘘のように、のどかで美しい(´∀`*)

まずは、ぐるりと公園を一周。元気に走り回る子供たち、のんびりとお散歩する観光客、ウォーキングやジョギングをする地元と思われる方々など、たくさんの方が、思い思いに過ごしていた。

衣装付きの写真撮影サービスもあり、新撰組スタイルと官軍スタイルは500円、浴衣は着付け込みで1,000円、自分のスマホで撮影してくれるらしい。かなり良心的な価格設定。

浴衣の方はあまり見かけなかったけれど、武将や忍者、新撰組などのコスプレをした方々は、本当にたくさんいた。

公園の中心にある、箱館奉行所(復元)も趣があって素敵だった。

箱館奉行所見学

最後に、箱館奉行所の内部を見学。

新政府軍によって解体された箱館奉行所が復元されたのは、21世紀になってから。基礎部分は本物の遺構に沿って建てられており、建物には同じ材料・工法が使われている。写真や資料などは残っていたらしい。

実は、建設されてからほとんど時を経ずに解体されてしまったらしいけれど、歴史的には大役を果たした建物である。

中は、時代劇に出てきそうな日本家屋。完成したのが2010年なので、新しくて綺麗で、木のいい香りがする。

メインの広間はこんな感じ。時代劇などでもよく見る、殿様がいて、家臣たちが並んでいるようなイメージで使われていたのだとか。

最後に、建物の周りを一周。メインとなる一部のみが復元されているため、それ以外の遺構の部分には、線が引かれている。当時の地図を元に遺構を歩くのも、地味だけど面白い。

歴史的にも、景色的にも素敵な場所だった。