ボローニャ中央駅で荷物を預けた後は、いよいよボローニャの街に繰り出す。
この日の目的は主に2つ。国立絵画館に、ラファエロの「聖チェチリアと聖人」を見に行くことと、パスタのボロネーゼ(ボローニャが発祥!)を食べること.。゚+.(・∀・)゚+.゚

お昼には少し早い時間だったので、国立絵画館→ボロネーゼ→マッジョーレ広場付近散策というコースにした。各目的地の詳細は別で綴るとして、今回は街の様子をご紹介したいと思う。

駅前の遺跡「Rocca Galliera」

ボローニャは紀元前、古代ローマの発展前から栄えた都市で、時代が移り変わってもイタリアの重要都市であり続けた。そのためか、「芸術の街」「学生の街」「経済都市」など、今でも様々な顔を持っている。

これは駅前の写真。恐らく古代ローマの遺跡かな??と想像していたのだけど、単に荒廃しているだけで、もっと後の時代のものらしい。

しかも、遺跡の一部が街中に残っているだけかと思いきや、実はこの後ろに「モンタニョーラ公園」という公園があって、公園からの眺めが絶景なのだとか。

うーん。。。早速、見逃した!!

でも、見どころを全てを網羅することはできないので、目的2つを果たすために、とりあえず先に進む。

街に張り巡らされた美しいアーケード

ボローニャの街並みの特徴といえば、アーケード。

マッジョーレ広場を中心とした、繁華街に当たるエリアには、全体的にアーケードが張り巡らされている。街並みとしても美しいし、歩きやすいし、万が一雨でも安心(´∀`*)

訪れたのが日曜日だったので、マッジョーレ広場や、中央駅とマッジョーレ広場を繋ぐインディペンデンツァ通りから少し離れると、休業しているお店も多かった。

ただ、休業中のお店が並ぶ中に、時々行列を作っているレストランがチラホラあって、きっと地元では有名なレストランなんだろうなあ。。。と思ってみたり。

こちらのアートショップも素敵そうだったけれど、休業していた。残念。

マッジョーレ広場近くの、グリエルモ・オベルダン通り。この辺りは、建物や雰囲気が素敵すぎて、道を歩いているだけでウットリする(*´Д`*)

ボローニャの斜塔

マッジョーレ広場近くの、ボローニャの斜塔。12世紀に建てられたもので、左側の「ガリセンダの塔」だけが傾いているらしい。ピサの斜塔のように、あからさまに傾いている感じはしないけど、傾いているんだろうなあ。。。

右側の「アシネッリの塔」は特に傾いておらず、上れるみたい。

この時代は、貴族たちが権力の象徴である「塔」を、街中に建てまくっていたのだとか。

マッジョーレ広場でのストリートパフォーマンスが格好良かった!

マッジョーレ広場(市庁舎前付近?)では、ストリートパフォーマーの方が演奏をしていた。聞こえてくるサウンドがめちゃくちゃ格好良かったので、ココアたちも足を止めて鑑賞。

演奏していたのは、MASHUP LOOPという、ギタボとボイパの2人組。YouTubeでも検索すれば一応出てくるのだけど、この時に演奏していた曲は見つからず。残念。

インディペンデンツァ通り

マッジョーレ広場をぐるりと散策したら、インディペンデンツァ通りを進んで、駅に向かう。

独特の赤いレンガの建物が続いて、絵になる(´∀`*)

両脇はアーケードで見えないけれど、たくさんのお店が並んでいて、おしゃれでお値段もお手頃。ブランドものというよりは、プチプラ系のお店が多く、デザインもかなりココア好みなものがあった。

お買い物はミラノでする予定だったので、控えめにしたのだけど。。。結構、後ろ髪は引かれたw

全体的に、歴史のありそうな厳かな建物が並んでいるのに、若者が多く、活気があって、楽しい雰囲気だったな。

オット・アゴスト広場のマーケット

駅に向かう途中、広場でマーケットが開催されていたのでチラ見。綺麗なお花や、素敵なファッションアイテム、ヴィンテージの服や本なども出品されていた。

お洋服も色が鮮やか!お値段もプチプラなものが多くて心惹かれたのだけど、ファッションアイテムは試着してから購入する派なので、さらっとだけ、ウィンドーショッピングを楽しませていただいた。

特に海外のものは、サイズ感があまり掴めないからね。

ボローニャは、また来たい街だった

この旅では、ボローニャの滞在はほんのわずかだったのだけど、正直こんなに見所満載だなんて思わなかった!!街歩きも、教会巡りも、お買い物も、思ったよりも行きたいところがたくさんあって、時間が全然足りなかった!!

次回は、もっとボローニャの滞在時間を長めに取りたいかも。そんな感じ。