ローマ時代からのテルメ(温泉保養地)の街♪ シルミオーネへ

ヴェローナの街をひととおり堪能したら、今度は西に向かい、ガルダ湖のほとりの温泉リゾート、シルミオーネに向かう。

正直に言うと、シルミオーネという地名は、ヴェローナを出発する前日、次に行く都市を検討する中で初めて知った。

イタリア北部の湖水地方に行ってみたかったことと、出発地のヴェローナからも、その次に訪れる予定のミラノへもアクセスが良いことから、偶然見つけた街である。ローマ時代からのテルメ(温泉保養地)というのも、なんとなく心惹かれた理由のひとつでもある。

ヴェローナからは、コルソ・ポルタ・ヌオーヴァ通り沿いのバス停から、LN026番バスに乗る。バス旅あるあるなのだけど、バス停がとにかく分かりづらい!!(>_<)

写真の看板に、何気なく「LN026 VERONA – PESCHIERA – SIRMIONE – DESENZANO – BRESCIA」と書かれている(解像度的に、見えないかもしれない。。。)のだけど、この看板が見つけづらく、それ以外に目印もなく、近くに人が集まっている訳でもなく。。。地元の方に聞きまくって、Googleマップで調べて、確かにこのあたりなのだけど。。。と、思いながらかなりの時間、バス停を探した。

飲み物でも買おうと早めに出ていたので、無事、乗車直前にバス停を見つけることができたのだけど。。。時間に余裕がなかったら、次のバスまで結構待つハメになるところだった。

そんな感じで、乗車時にお金を支払ってバスに乗車。中の様子はこんな感じ。

客層的には、1泊2日くらいの荷物を持った、地元の若者と思われる方が多く、明らかに外国人と思われる旅行者は少なかった。東京でいうところの、河口湖や山中湖のような存在なのかしら。河口湖は、最近外国の方も多いけど。

ヴェローナからシルミオーネまでは約1時間。こんな感じの、のどかな道を通る。

ガルダ湖が見えて来たら、シルミオーネまではあと少し。

シルミオーネに到着

シルミオーネに到着!シルミオーネは、ガルダ湖に向けて突き出た、突起状の半島のような感じになっている。半島の奥が市街地、手前が駐車場となっていて、バスは駐車場の中にあるインフォメーションセンター付近に停車する。

駐車場からもガルダ湖を一望することができて、いかにもリゾート!って感じの風景が広がる.。゚+.(・∀・)゚+.゚

シルミオーネはとても小さな街で、30分もあれば、徒歩で街全体を一周できるくらいの規模感。ココアたちは、荷物を置くために、早速ホテルに向かった。